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施工方法の説明access

外壁工事

 「新津の家」外壁工事は「嘉山の家」の外壁工事と同じ施工方法で行いました。使用している建材等も同様のもの
  です。 

 「新津の家」では「嘉山の家」施工方法より検討を重ね、YKKAPのAPW330をすべての窓に採用しました。
 特徴としては、下記の項目が上げられますが、コスト面をクリアし、なおかつ最低基準として熱貫率1.31以下
 であることを重要視しました。コスト的には「嘉山の家」と比較して15万円前後UPしましたが、豊栄地区より
 新津地区は積雪が多いため、熱貫流率もワンランク上のものを採用しました。

樹脂サッシの材料について

 樹脂サッシに使用される樹脂は、PVC(ポリ塩化ビニル)です。これは、地中のパイプ等にも使用される高耐久・
 高強度の材料です。塩化ビニル自体は、紫外線により劣化黄変する性質がありますが、樹脂は可塑材や劣化を防ぐ
 安定剤により性質が変わるため、実際の樹脂サッシは紫外線にも耐えうるようにできています。
 しかし、アルミと比べると紫外線による劣化があることは事実です。

樹脂サッシの実績

 樹脂サッシは1960年代にドイツで誕生し、今もドイツやイギリスでは圧倒的シェアを誇っています。
 高緯度地域だけでなく、日本と緯度の近いフランス、アメリカでも過半数が樹脂サッシで、ほとんどアルミは使用
 されていません。YKKAPによると赤道付近でも採用実績はあるそうです。
 

「新津の家」樹脂サッシAPW330の特徴

  大手ハウスメーカーで標準仕様のアルミ樹脂サッシより3割ほど高性能になっています。
 高断熱仕様の木造住宅であるば、全館冷暖房が可能になるレベルの住まいを実現することができ、温暖地でも今後
 普及が見込まれます。
 また、特徴・長所として、鍵を二重にかけられるだけではなく、外から鍵が見えないということも上げられます。
 防犯面でも安心なつくりとなっています。
 
 ☆以下YKKAPのAPW商品説明引用
 
 
  Low複層ガラスだから熱の出入りを軽減します。
    ガラス構成:3mm+中空層16+3mm
    ※2枚のガラスの中空層とガラス内側の金属コーティングにより熱の伝わり方を軽減。
     単板ガラスの4倍の断熱効果を発揮します。
     夏場の冷房効果を高める遮熱タイプと暖房効果を高める断熱タイプをお選びいただけます。 
  樹脂だから結露の発生を軽減します。
    樹脂の熱の伝わりは、アルミの約1,000分の1.
    室内外の温度差で生じる結露を大幅に軽減します。

熱貫流率 1.31 w/(m2・K)

【樹脂スペーサー仕様】
たてすべり出し窓+FIX連窓
[16513サイズ]
Low-E複層ガラス
ブルー・アルガンガス入
※窓の熱貫流率(JIS A 4710:2015に準じた試験値)

☆サーモグラフィーカメラによる窓辺の温度比較

アルミ(単板ガラス)の部屋
アルミ(単板ガラス)の部屋
コールドドラフト現象が起こり、床が冷やされて温度が下がり室内全体の温度低下がみられます。

APW330の部屋
APW 330の部屋
コールドドラフト現象を抑え、床が暖かい温度を保っており室内全体も暖かく保たれています。

【コールドドラフト現象】
アルミ(単板ガラス)の部屋
コールドドラフト現象とは、窓辺で冷やされた空気が、下流気流となり足元に流れたまっていく現象のこと

 

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