注文住宅と建売住宅
注文住宅と建売住宅には、それぞれメリット・デメリットがあります。
それぞれの特徴を細かく比較すると、「嘉山の家」のような、「家
を人に合わせる注文住宅」と「家
に人が合わせ
る建売住宅」のどちらが自分にあうタイプなのか明確になってきます。(いわゆる「
をに理論」)
注文住宅の特徴
「嘉山の家」のような注文住宅の最大の特徴といえば、自分好みにプランニングした家を作れるということです。
設計をハウスメーカー・工務店・建築設計事務所等に依頼することになります。
もちろん法規制の範囲内の設計とはなりますし、各会社の規格仕様もありますが、自由度の高さは建売住宅とは
比べることはできません。建築費用の面でも、予算の範囲内でグレードを上げ下げしたりでき、融通を利かせやすい
のもポイントです。これが「家
を人に合わせる」ということです。
建売住宅の特徴
建売住宅は「家が完成している(完成予定の)土地付きの新築一戸建物件」です。
実物を見て購入を決めることができます。建売住宅は、1社あるいは複数のハウスメーカーがまとまった区画内に
数棟~数十棟の規模で分譲販売していることが多く、分譲住宅とも呼ばれます。
建売住宅は、分譲地内で一度にたくさんの建物が施工される場合が多く、資材・人件費・施工時期をまとめられる
ので、価格が抑えられ、販売価格の相場は注文住宅に比べ割安になっています。
但し、決められた仕様規格・間取り・設備となっていることがほとんどで、「家
に人が合わせる」ということに
なります。
注文住宅のメリット・デメリット
☆メリット
1.間取り、設備、デザインにいたるまで自由に要望を反映させることができる
2.こだわらない部分はグレードを下げたりと予算にあわせて調整ができる
3.建築現場の見学(確認)ができる
4.自分で建築工程を確認できる分、家の品質や性能に安心感がもてる
5.建築地を自由に選択できる
6.自分のイメージに合った施工会社を選択できる
7・建売住宅に比べて短期的な資産価値はつきやすい
8.将来的なリフォームを視野にいれて家づくりができる
☆デメリット
1.土地と住宅を別々で契約するため、手間と時間がかかりやすい
2.当初の予算をオーバーしがちになる
◎メリット・デメリットから以下項目に当てはまる方には注文住宅をおススメします。
1.土地を所有している
2.土地(立地)に譲れない条件があり、土地探しから始めたい
3.外観、内装の雰囲気、素材感、設備等にこだわりがあり、家づくりに前提条件を持っている
4.建築を依頼したい施工会社(ハウスメーカー・工務店等)が決まっている
5.二世帯住宅、平屋建住宅、バリヤフリー住宅等、すこし特殊な家を検討している
6.自分の中のこだわりが明確
7.中庭や吹き抜けが欲しい
注文住宅を選ぶ人はこだわりを持っている方が多く、建売住宅と比較すると建築費用が割高になりがちです。
但し、「嘉山の家」のように、施工会社探しを工夫すれば、建築費用を抑えることも可能です
建売住宅のメリット・デメリット
☆メリット
1.探し始めてから購入まで(住めるようになるまで)が早い
2.家の購入にどのくらいの費用が必要か明確
3.価格が安く手を出しやすい場合が多い
4.内覧や宿泊体験等で実物を見てから購入できる(入居後のイメージがわきやすい)
5.土地とセットで完成済の家を購入することができる
8.土地との一体購入なので購入までの手続きがスムーズに行える
☆
デメリット
1.思い通りの間取りや設備の家が見つかるとは限らない
2.近隣と同じような外観デザインになっている場合がある(分譲地は特に多い)
3.すでに建築済のことが多いので、建築過程のチェックができない
◎メリット・デメリットから以下項目に当てはまる方には建売住宅をおススメします。
1.家を建てる土地をもっていない
2.引越しの期限が決まっていてすぐに入居したい
3.購入価格が明確で分かりやすい方がいい
4.購入に際し、あまり時間と手間をかけたくない
5.間取りやデザインにこだわりが少ない
6.購入予算をできるだけ抑えたい
7.近隣の方と同時期に入居して、関係を作り上げていきたい(分譲地)
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