施工方法の説明 - ダイトー地所

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システムバス

　システムバスとは、工場であらかじめ壁・天井・床・浴槽等を成型しておき、それらを現場に搬入して組み立てる
　浴室のことを指します。浴槽等が入った箱を、家の浴室スペースにすっぽりとはめ込むというイメージをして頂く
　とわかりやすいかもしれません。かつては、ユニットバスと呼ばれていました。
　☆システムバスのメリット
　１．最大のメリットはその防水性にあります。従来の浴室は結露ができやすかったため、カビが生えやすく、手入れ
　　　が大変でした。また、防水用に貼られたタイルが割れたりして、水漏れが起こってしまうこともありました。
　　　システムバスは、従来の浴室がもつ問題点を解消した防水性・防汚性に優れた素材で床や壁また浴室が作られて
　　　いるため、日頃のお掃除で浴室を清潔に保つことができます。
　　　また、断熱性が優れていため為、結露ができずらくカビが生えずらくなっています。
　　　近年は、カビが生えやすい素材であるゴムパッキンを使わない浴室扉も考案され、ますますお手入れが簡単に
　　　なってきています。
　２．システムバスは、床と壁が一体成型されており、床と壁につなぎ目がないため、水漏れの心配がありません。
　３．一体成型されているため、隅間がほとんどなく、さらに家の浴室スペースに箱をすっぽりとはめ込むような形を
　　　とるため、浴室周りの壁や床が２重構造となり、この構造も相成り優れた断熱性、保温性、保湿性を実現して
　　　います。冬でも浴室内を温かく保ってくれます。
　☆システムバスを選ぶポイント
　１．保温性（温度が下がらない工夫や仕組みがあるか）
　２．安全性（滑らないこと、動きに配慮してある作りになっているか）
　３．利便性（掃除のしやすさ）
　最低でも上記３ポイントをチェックし、必要により下記ポイントもチェック
　４．恒久性（長期にわたり変わらない美しさを保てるか）
　５．耐震性（地震に強い構造になっているか）
　６．快適性（床暖房、浴室内エアコン等の浴室内の温度を上げる仕組みがあるか）
　７．汎用性（住宅事情にあわせたサイズ変更が可能か）
　８．デザイン性（カッコいい、カワイイ等の希望のデザインがあるか）
　９．独自性（他にないシステム）
　

「嘉山の家」採用システムバス

　「嘉山の家」ではＴＯＴＯの「ｓａｚａｎａ（サザナ）１６１６戸建て用Ｓタイプ」を採用しました。
　主な仕様は下記のようなものとなっています。詳細はＴＯＴＯのウェブサイト等の商品説明をご参考下さい。
　
　１．カラリ床（乾きやすい床で、カビ対策に）
　

　２．らくポイヘアキャッチャー（ゴミや髪の毛を簡単に捨てやすく）
　

　
　
３．すっきりドア（ゴムパッキンとドア下換気口をなくし、凹凸がほとんどないので、お手入れ簡単）
　

４．スッキリ排水口（汚れや水垢がたまりやすいフランジ（金具）をなくし、お手入れが楽に）

　

５．目地なし壁パネル（目地がないので、汚れにくい壁パネル。汚れても、手間なくキレイに）
　　

６．取外しレールカウンター（自由に取り外せ、掃除も簡単、使いやすい位置に動かせるカウンター）
　

７．ユニバーサルデザイン（家族みんなが安心してつかえるよう設計）
　
　①段差のない出入り口　②腰掛スペース　③つかみやすい浴槽フチ
　④またぎやすい高さ　⑤立ち座りをサポートする手すり　⑥洗面器置台カウンター
　
　浴室の出入口の段差を５mm以下に設定して導線をスムーズに
　
　
　建築の条件によっては、段差が生じる場合がありますが、浴室外への水漏れを防止した設計で安心
　

８．ワンタッチ排水（ワンプッシュ排水栓で、排水が簡単、ワンタッチ）
　
　

９．快適床（床が冷たくないから快適、安全）
　
　左が「ほっカラリ床」に乗った温度測定。２６度を示す赤い部分が多い。

１０．エアインシャワー（量感たっぷりで大幅節水）

エアインシャワー

スプレーシャワー